京都の亀岡にある英国村へ行ってきました。以前は公園として運営されていたようですが、現在(2025年6月)英国村の中にあるレストラン・ポントオークで食事をすると、入村料も駐車料も無料で、英国村の中を散歩できるようになっていました。
京都にいながら、まるでイギリスの片田舎を旅しているような気分になれるこの場所。美しい英国風の街並み、ポントオークでのアフタヌーンティー、アンティークな雰囲気が広がる空間。「プチイギリス旅行」気分を味わってきました。
今回は写真たっぷりで、この魅力満載の英国村・ポントオークでのアフタヌーンティーと、美しい英国田園風景の記録・ちょっとしたレビューです。
英国村・ポントオークのエントランスへ
駐車場から英国村エントランスへ向かうまでの緑豊かな既に素敵な景色。ちょうどバラが咲いていて、いい雰囲気を醸し出していました。
小さなチャペルや展望塔もあり
パブも並んでいます。
大きなアイスや自転車が置いてありました。この建物の隣りがENTRANCEになっています。
英国村・レストランのポントオークのある村内に入るには、このエントランスから入っていきます。中にはメニューが置いてあり、英国村の地図なども貼ってありました。
英国村・ポントオークへ!
ENTRANCEを抜けると、次の建物でポントオークのメニューの注文と会計をします。この建物内はショップになっています。帰りにこのショップ内は見ることにしました。
会計を済ませると、番号札を渡され、レジの店員さんが、『ドアから出て斜め左がポントオークです』と、ポントオークの場所の説明をしてくれます。
ドアから出ると、英国でした🇬🇧
優しく迎え入れられるような、英国らしい趣のある外観の『ポントオーク』。石造りの壁に包まれ、緑に囲まれた英国の田園風景の中に佇むいい雰囲気のお店です。予約をしていませんでしたが、2組待ちで、思っていたより早くお店に入ることができました。
ポントオークの入口。店内から店員さんが出てきて、番号を呼んでくれたので、店内へ。
入口から入って左手の方にある窓際のテーブル席に案内されました。右手の方にもテーブル席はあるようでした。
すごく素敵な店内です。
部屋の一番奥のスペース↑こちらは、飾りのスペースになっているようです。椅子も布張りの物や木の物などオシャレに組み合わせてありました。
窓の上のランプもほんのりいい雰囲気です。
席についたら、紅茶を入れにきてくれました。入れにきてくれる度に紅茶の種類を教えてくれます。1杯目は、『アッサムティー』。2杯目は『アールグレイ』で、3杯目は何か忘れましたが、食事中、空になったら紅茶を入れにきてくれます。
すごく香り高い紅茶で、お店の雰囲気も相まって今まで飲んだ紅茶で一番おいしい紅茶でした。
思っていたより早く料理の方も運ばれてきました。イギリスの旗も付いてて、見た目もスゴくいい✨
本日の限定アフタヌーンティーセットのミートパイのハイティーセット↑
内容は、ミートパイ・サラダ・ケーキ・スコーン・ジャム&クリーム・果物・おすすめの紅茶のセットです。
ハイティーって、私は知らなかったけれど・・イギリスでは、仕事終わりの時間帯に紅茶を飲みながら夕食を楽しむ『ハイティー』っていう習慣があって、普通のお茶の時間というより、しっかりした食事のセットになってるのが特徴で、特に肉料理がメインになることが多いんだって。
焼き立てスコーンに、アップルパイ🍎
きのこパスタのハイティーセット
きのこのクリームパスタ、スコーン、アップルパイ、ティーフリー(紅茶)
他にも、フィッシュ&チップスのハイティーセットやローストビーフのハイティーセットなど、数種類のセットがありました。
量はとてもボリュームがあります。料理についての説明も有り、サービスもとても良いと思います。
ポントオークでは、古き良き英国の温もりと素朴な魅力、そして少しのワイルドさを大切にした食事を楽しめる料理にこだわっておられるそうです。
どこか懐かしさを感じる味わいと、心を満たすひととき。香ばしく焼き上げられたパイなど、英国の伝統を受け継ぐ一皿一皿が、ゆったりとした時間の流れを演出してくれます。紅茶を飲みながら、心地よい空間で美味しい料理を楽しむ。そんな贅沢な時間を、ゆっくりと過ごせました♡
また、店内ではなく、お庭でアフタヌーンティーセットを楽しめるピクニックアフタヌーンティーもあるようです。
英国村・村の中を散歩
ポントオークから出てきて、英国村の中をのんびりとお散歩しました。英国の田舎町を旅しているよう。
英国村の村内は、古き良き時代のイギリスのコッツウォルズの田舎風景を再現されています。イギリスのコッツウォルズは、「羊のいる丘」を意味する 言葉が語源になっていて、イギリスらしい田園風景として英国内でも最も美しい場所のひとつに数えられている地方で、この一帯に点在する村は、13世紀頃に羊毛産業の集散地として栄えた場所に端を発しているものが多く、今でも集落をはずれると、緑の牧草地が続き、羊が放牧されていて、とても自然豊かで、地元で採れる蜂蜜色の「コッツウォルズ・ストーン」で造られた家々が立ち並ぶ街並みがとても美しい地域なんだそう。
爽やかな緑の中をのんびり歩いて池の方に向かいました。
周囲の緑とよく調和している池。のどかな田園風景の中で、静かに水を湛えています。
アンティークショップもありましたが、開いていなくて残念。私がコレクションしている物が数点でも置いてあるかみたかった。
この建物は家具などを置いてあるお店のようでした。
英国の風情を感じる美しい外観。歴史を感じさせる味わい深い雰囲気の建物です。扉の装飾や緑に囲まれた景観が、この場所の温かみをさらに引き立てていました。中には入れなかったものの、その外観だけでも十分に英国村の魅力を伝えてくれる、そんな一角でした。 こちらの建物には広いガーデンがあり花も咲いていました。
薔薇や季節の花が優しい彩りを添えています。
ガーデンを進んでいくと小さな建物がありました。
建物の中からのガーデンの風景。緑豊かな庭が広がっています。
この庭もそうですが、村の中は素朴でとても素敵な風景が広がっています。以前から、村の中の風景を一度は見てみたかったので、ゆっくり時間をかけて散歩を楽しめました。
こんな人におすすめ
・イギリスの雰囲気が好きな人・・本場の田園風景やティータイム文化を気軽に楽しめます。
・アフタヌーンティーが好きな人・・紅茶とこだわりの料理を贅沢に味わえます。
・京都旅行を計画している人・・旅の合間に英国気分を味わえる特別なスポット 。日数に余裕があれば是非。
・静かでのんびり過ごしたい人・・穏やかな風景の中で心を落ち着かせるひとときを楽しめます。
紅茶や英国の文化が好きな人、また京都旅行をより充実させたい人にはぴったりの場所です!
最後に
英国村・ポントオークでのアフタヌーンティー(ハイティー)と散歩を楽しみ、心も体も満たされる贅沢なひとときを過ごしました。村内を歩けば、のどかな田園風景の中に息づく英国らしい魅力に触れられ、穏やかな風景に癒される心地よさを感じられました。英国村は、気軽なプチイギリス旅行気分が存分に味わえる、また訪れたくなる場所でした。
以前に英国村を通りかかった時の記事です↓まだこの時は、公園として運営されていた頃で、無料エリアだけ見に行った時のことを書いています。