美しい田園風景を楽しみながら【幻の枝豆】と言われる丹波篠山の黒枝豆を直売所まで行って購入してきました。丹波篠山の黒枝豆は10月になると、枝豆として収穫されます。おせち料理などにも使われる最高級の丹波黒豆の成長途中がこの黒枝豆です。収穫できるのが10月の2〜3週間ととても短く、この期間にしか食べることができないため、【幻の枝豆】と言われています。
美しい田園風景
秋の実りを迎える10月。黒枝豆が沢山植えてあり、青々とした葉をつけて元気に育っています。空のブルーと山・黒豆畑のグリーンのコントラストが綺麗です。
風が吹くと一斉に葉がそよいでいました。丹波篠山では黒枝豆の解禁時期には、このような風景が至るところで見られます。丹波篠山へ行く時は是非この美しい田園風景もお楽しみ下さい。
黒枝豆が付いているところ
葉が元気に生い茂っています。その葉に隠れているように、枝の根本に黒枝豆ができています。黒枝豆の花は、8月上旬から中旬頃にピンクがかった薄紫色のとても小さな可憐な花を枝の根本に咲かせるので、写真のように目立たない場所に黒枝豆ができるのです。
直売所での購入価格
枝豆のついている量や枝数によって違いはありますが、直売所では1枝¥500〜¥1500程度で購入できます。各販売所によって値段は様々でしたが¥500の1枝で直径20センチのザルにいっぱいになりました。1枝分で見た目以上の量になります。直売所のお兄さんが、「枝によって付き方が違うので沢山豆のついているのを選んでいって下さい」と、とても親切でした。
たくさんの方がそれぞれ好きな豆のついている枝を選んで沢山購入されていました。
枝付きでない袋に入っている黒枝豆も販売されていましたが、手間が省ける分、枝付きより価格は少しアップ気味のように感じました。直売所では枝を選ぶことも、また、枝から豆を取るという後の楽しみもあり鮮度も落ちにくい枝付き購入がおすすめです。
黒枝豆(黒大豆)の嬉しい栄養素
大豆(枝豆)には良質なタンパク質とビタミンB群も豊富に含み、ミネラル類もたっぷり含まれています。更に植物繊維も!
黒大豆(黒枝豆)と黄大豆(枝豆・・一般的に大豆と呼ばれているもの)の違いは、薄皮に入っているアントシアニンという、成分の有無なんです。
黒大豆(黒大豆)の薄皮部分にだけこのアントシアニンが含まれています。
このアントシアニンは、天然色素で、老化の原因となる活性酸素を取り除いて、体が酸化するのを抑える働き(=抗酸化作用)に優れているので、老化予防に有効なんだとか。
枝豆の栄養素ももちろん合わせ持つので嬉しい栄養成分がたっぷりです。
黒枝豆(黒大豆)の栄養成分を無駄にしない調理法
黒枝豆(黒大豆)に含まれるカリウムやアントシアニンは水に溶けやすい性質があるので、豆だけ食べるなら蒸すのが、栄養素が流れ出ていきにくいので、オススメです。
最後に
丹波篠山の美しい田園風景と黒枝豆を存分にお楽しみ下さい!
参考にさせて頂いた書籍・サイト
・ウィキペディア/黒豆