年によって日付が異なりますが、毎年6月の第3日曜日は父の日。私だけなのかもしれませんが、母の日と違い忘れてスルーしてしまいがちな父の日です。
今年2024年の父の日は6月16日でしたが、果物が好きで毎日何かフルーツを食べている高齢の父に、姉がフルーツを持ってきてくれました。ここ数年間、いつもフルーツの詰め合わせたものを届けてくれています。
一部私も貰いました。
さんらんぼとピオーネとシャインマスカット。
自分では買わないシャインマスカット狙いでした。
私からは・・父が好きな鰻屋さんへ。
私の都合で、16日は予定が入っていたので、父の日以前に行くことになりましたが、行ってきました。
この鰻屋さんは美味しいので、近くはないですが、年に数回だけなので鰻と言えばこのお店まで車を走らせます。
今回も父は鰻と鯉の煮付けでした。
もう一つ、父の日に買って来たのが、大和橘の和菓子です。京都の上京区北野・京都でも最も歴史の古い花街である上七軒で明治41年に創業された京菓子屋『老松』さんで買ってきました。私より年配の、京都らしく振る舞いも話し方も装いも、なんだか上品な方が数名買いに来られていました。
『大和橘』って知っていますか?
日本に古くから存在する日本固有の柑橘で、非時香果(時を選ばず香る果実)とされ、純白の花や葉や果実から芳香を放ち、今ではとても稀少な植物なんだそうです。
また、不老長寿の象徴とされているということで、この大和橘の餅菓子も父に贈りました。
大きく写っていますが、一つ一つは、ほぼ一口サイズの3センチくらいです。
食べるのが勿体ないように思えてしまうような、見かけがすごく可愛い、みかんのミニチュアみたいな和菓子です。
6個入りのものを買ってきましたが、とても風味がいいらしく、柑橘のさっぱりした甘味と酸味で美味しいので、味わって食べると言っていました。
父のように、お酒を飲まないお年を召した方にちょっと何か気持ち程度の贈り物には、フルーツや香り高い和菓子等、食べる物が喜ばれるのかなと思います。
今までと、日ごろの感謝を込めて父への贈り物。姉のフルーツも私の鰻と和菓子も喜んでくれたので良かったです。
大和橘と同じ柑橘系の香りについても書いています↓